色彩について Remarks on Colour ルードウィヒ・ウィトゲンシュタイン
ウィトゲンシュタイン、死の直前の考察。ウィトゲンシュタインは中期から後期にかけて、言語ゲームの多様性という洞察に基づいて純粋文法という考え方の解体を行ってきたのであるし、またその過程で、『断片』『哲学探究』『心理学の哲学』などでも色についての考察を展開している。しかし「色の概念の論理は見かけ以上に複雑だ」という洞察を真に説得的なものにするほど、色彩現象の多様性を縦覧したような考察を行ったのは『色彩について』が最初で最後であった。(帯文より)
出版社:新書館
刊行年:1998年
ページ数:237ページ
サイズ:B6
フォーマット:ハードカバー
言語:和文
付属品:カバー
状態:鉛筆書き込みあり。