Robert Polidori: Parcours Museologique Revisite
ロバート・ポリドリ

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本書は数十年にわたるヴェルサイユ宮殿の修復プロジェクトを記録し、建築修正主義(Architectual Revisionism)に関する問題意識を提示するロバート・ポリドリの写真集。世界最大の宮殿の一つであり、フランスの絶対君主制の象徴であるヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世の時代だけで4回の建築キャンペーン(1664年から1697年) が行われ、その後も何度か改修が行われてきたことから、修正主義の問題に取り組むのに最もふさわしい建物だと言える。では部屋の修復には実際に何が必要なのだろうか。修復とはかつてあったものを正確に再現することを意図しているのだろうか。もしそうであるなら、部屋の元の状態を判断するためにどの程度の「創造性」が求められるのだろうか。このプロジェクトを導くキュレーターの決断は、修復の過程で変化した政治的および審美眼的所在を明らかにするもので、ポリドリはそれを記録するために立ち会った。25年にわたって撮影された写真により、ヴェルサイユ宮殿の壮麗さの絶え間ない進化の過程が明らかになっている。全三冊のクロス装ハードカバーに函付きの荘厳な造本。

Volume 1: Transitional States
Volume 2: Attempting to achieve an approximate order
Volume 3: Upon Closer Scrutiny

出版社 publisher:Steidl
刊行年 year:2009
ページ数 pages:237+214+285
サイズ size:H310×W302 mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:英文/English
付属品 attachment:函/slip case
状態 condition:函少傷み。/slightly damaged on the slip case.
JPY 11,000
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