民族藝術 ETHNO-ARTS VOL.20 2004 特集:民族とモード
『民族藝術』は、民族芸術学の諸分野に関する論文、資料、書評(レコード等を含む)、芸術批評によって構成された機関誌です。
目次
特集 民族とモード
福本繁樹 カラーグラヴィア:第20号記念特集 民族とモード
鷲田清一 <民族>と<モード>
井上雅人 近代化と民族化ー明治時代における和服の近代化をめぐるファッション論
成実弘至 現代日本における少女文化の創造ーコギャルというモード
羽生清 民族服とファッションの間
村澤博人 外見のアイデンティティと化粧をめぐって
藤井龍彦 アンデス高地農村の衣装
井関和代 宮廷衣裳の現代的展開ーバフツ王国・アビン祭から
横川公子 ラサ、チェダンの女装にみるチベットの装い
内海涼子 ベトナム北部の少数民族ザオ・ティエンの衣装文化
上羽陽子 ラバリの刺繍禁止令と新しい衣装ー婚資と幼児婚をめぐって
市田ひろみ シャルワールは今......ーパキスタンの服から考察する
大城學 沖縄の伝統芸能にみられる民族衣裳
森村泰昌 「差異」を凌駕する「同じであること」ー
私がフリーダ・カーロになって感じたこと
民族藝術学の諸相
近藤秀實 吉祥の行方ー年画から旧来の文化を考える
正田夏子 黒川能の能装束からー新出資料を中心に
乾淑子 戦争絵の着物
日高真吾 女乗物の内部装飾画に関する基礎的調査
安井雅恵 歌麿の酩酊表現ー「教訓親の目鑑 酩酊」とその周辺
甲斐弓子 諏訪大社の成立ー御柱祭を通じて
東條さやか 伊賀地方北部の祇園祭ー神社整理と牛頭天王
篠田暁子 民族芸能が生まれる時ーバリ島の芸能「ケチャ」の場合
植山視保子 バリ島のゲンジェッの成立と展開について
大久保恭子 プリミティヴィスム(Primitivisme)をめぐる考察
鄭夙恩 生活空間としての町並み
森田登代子 西ヒマラヤ、インドヒマチャルプラディシュ州キナール地方
サングラ峡谷のピューリッチ祭について
中島史子 正倉院展添釜に見る市民による芸術活動ー
「シルクロードのガラスとワインの茶会」を事例として
書評・大会報告
藤田治彦 福本繁樹編著『21世紀は工芸がおもしろい』
森永道夫 第19回大会報告
彙報
出版社 publisher:民族藝術学会/Minzoku Geijutsu Gakkai
刊行年 year:2004
ページ数 pages:269 pages
サイズ size:H300×W226mm
フォーマット format:softcover
言語 language:和文-Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket
状態 condition:特に問題なく良好です/ very good