民族藝術 ETHNO-ARTS VOL.18 2002 特集:民具と民藝
『民族藝術』は、民族芸術学の諸分野に関する論文、資料、書評(レコード等を含む)、芸術批評によって構成された機関誌です。
目次
特集 民具と民藝
熊倉功夫・吉田憲司編
カラーグラヴィア:民具と民藝
民族藝術学会第17回大会シンポジウム「民具と民藝」
岩井宏實
基調講演1 民具と民藝ー民具の視点から
水尾比呂志
基調講演2 民具と民藝ー民藝の視点から
司会 吉田憲司
パネリスト 神崎宣武・熊倉功夫・松井健・吉田宏志・竹中均
パネルディスカッション
近藤雅樹
渋沢敬三とアチック・ミューゼアム
小島摩文
江戸時代の民具研究ー滝沢馬琴を中心として
川田都樹子
日本とイギリスの近代美術批評と工芸運動ー柳宗悦とロジャー・フライ
李炳男
柳宗悦による韓国民藝の発見
小畠邦江
柳宗悦の築いたコレクションー日本民藝美術館の設立に向けて
濱田琢司
陶芸家濱田庄司の場所へのまなざし
塩路有子
都市エリートがつくる「古きイングランド」の世界ー英国アーツ・アンド・クラフツ運動の展開
民族藝術学の諸相
上羽陽子
牧畜民ラバリの男性による「編・織」技術
田口理恵
アジアの布がつくるもの、隠すものースンバ島の布と市場流通を事例にー
金谷美和
吉なる布の文様:インド、カッチ地方の絞り染め
勝部月子
近代における祭礼と花街ー元林院検番の真榊奉納行事ー
藤原貞朗
アンコール遺跡の「保存」と「破壊」の間にー植民地時代のフランス極東学院による保存活動とその逸脱ー
石井佳子
唐甲制の誤解的受容と天平甲制
藤原宏夫
記憶装置としての民俗芸能
吉松実花
アギオス・ニコラオス・オルファノス聖堂の内部装飾ー「アカティストス聖母讃歌サイクル」を中心にー
岩田誠
佐伯祐三の病
展覧会評 大会報告
福本茂樹
2001 清州国際工芸ビエンナーレ
吉田憲司
大会報告
彙報
出版社 publisher:民族藝術学会/Minzoku Geijutsu Gakkai
刊行年 year:2002
ページ数 pages:214 pages
サイズ size:H300×W226mm
フォーマット format:softcover
言語 language:和文-Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket
状態 condition:特に問題なく良好です/ very good