Seiichi Furuya: Christine Furuya-Gossler Memoires, 1978-1985
古屋誠一

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古屋誠一は1950年静岡県西伊豆生まれの写真家。1973年に渡欧し主にオーストリアを拠点に写真活動をする。その後グラーツ市に移住し、1978年に妻となるクリスティーネ・ゲッスラーと出会う。しかし1985年10月7日の東ドイツ建国記念日にクリスティーネは突然自宅のアパートから飛び降り、自死する。本書は古屋氏が1995年の末から96年4月にかけて制作した「ファイル:Portrait von Christine」を基に編集されている。1978年の彼女との初めての出会いから1985年10月7日に東ベルリンで亡くなるまでの約7年間に撮影された彼女の写真と写真の裏に書かれた備考のテキストで構成されており、年代順、可能な限り時間順に纏められている。2010年の東京都写真美術館で完結したとも言われている古屋氏とクリスティーネとのメモワール。それでも本書を開けば、古屋氏のごく個人的な写真群は今でも普遍性を持っており、他者である私たち読者を魅了して止まない。

アート・ディレクション:角田純一

出版社 publisher:光琳社出版/Korinsha press
刊行年 year:1997
ページ数 pages:544(265 plates)
サイズ size:182mm x 228mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/一部英文-Japanese/English in some parts
付属品 attachment:
状態 condition:表紙少傷み、小口少汚れ。/slightly damaged on the cover and fore edge.
JPY 11,000
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