同じ時のなかで Susan Sontag スーザン・ソンタグ 木幡和枝 訳
本書にはスーザン・ソンタグ(1933-2004)が生涯最後の何年かに精力的に草稿を書き、構想を立てていたいくつかの著述が収められています。写真に関する散文も少し収録されています。
目次より
美についての議論
一九二六年−パステルナーク、ツヴェターエヴァ、リルケ
ドストエフスキーの愛し方
二重の宿命−アンナ・バンティ『アルテミジア』について
消し尽くされぬもの−ヴィクトル・セルジュをめぐって
異郷−ハルドール・ラクスネス『極北の秘教』について
9.11.01
数週間後
一年後
写真−小研究
他者の拷問への眼差し
言葉たちの良心−エルサレム賞スピーチ
インドさながらの世界−文学の翻訳について(聖ヒエロニムス記念講演)
勇気と抵抗について−オスカル・ロメロ賞基調講演
文学は自由そのものである−平和賞[ドイツ書籍出版販売協会賞]受賞記念講演
同じ時のなかで−小説家と倫理探究(第一回ナディン・ゴーディマー記念講演)
出版社:NTT出版
刊行年:2010年
ページ数:341ページ
サイズ:B6
フォーマット:ハードカバー
言語:和文
付属品:カバー
状態:カバー少擦れ。本文は良好です。