HERVE GUIBERT PHOTOGRAPHE
エルヴェ・ギベール

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フランスの小説家であり写真家でもあるエルヴェ・ギベール(Herve Guibert 1955-1991)は1955年フランス、パリ郊外のサン・クルー生まれ。劇団員を経てパリ映画高等学院と舞台芸術学校の受験に失敗し、1973年より映画評を雑誌に発表しはじめる。1977年から85年まで『ル・モンド』誌の写真・映画論を担当。戯曲や小説の執筆と同時に、1978年の「クレヴァン蝋人形館の舞台裏」の写真シリーズなども発表。1984年『傷ついた男』(パトリス・シェローとの共同脚本)でセザール賞を受賞。エイズ感染が明らかになってから、『ぼくの命を救ってくれなかった友へ』、『憐れみの処方箋』、『楽園』など精力的に小説を発表し、フランスのゲイ・カルチャーの最も先鋭的な体現者となる。二人の大叔母を撮影した「シュザンヌとルイーズ」シリーズは写真小説として1980年に刊行された他、フランスを中心に写真の発表も数多く残されている。写真はギベール自身や室内、友人や恋人たちを題材にしたものが多く、断片的で演劇的な物語を構築している。1991年12月に自殺を図り、12月27日死去。本書は彼の死後にフランスGallimard社から出版されたもの。テキストは作家のジャン=バティスト・デル・アモが寄稿している。

テキスト:Jean-Baptiste Del Amo
アートディレクター:Anne Lagarrigue

出版社 publisher:Editions Gallimard
刊行年 year:2011
ページ数 pages:222
サイズ size:H223×W190mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:仏文/French
付属品 attachment:
状態 condition:経年並みです。/good.
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