布牌子 看布牌子・談中國紡織發展 張燕風 著 漢聲雑誌141

布牌子とは中国で布などを製造していた紡績工場や会社などが、自社の商品のディティールやブランドをアピールするための商標のこと。大部分が綿、麻、シルクなどの布製品の表面に添付された紙製のもので、横20センチ、縦25センチのサイズだった。本書では主に1900年代から50年代の商標を中心に収録。民俗学的な資料としても、またデザインとして見ても面白い。出版は奇抜なデザインで知られている台湾を代表する出版社漢聲雑誌。

<漢聲雑誌とは>
漢聲雑誌は「中華の」「伝統の」「生きた」「民間の」文化を、調査し整理して、1冊あるいは1セットの本にすることをテーマに文化大革命が進行中の1970年代にスタートした出版社です。主宰者のひとり黄永松が「いま自分たちがやらなかったら、間に合わない」という緊迫した気持ち、今この瞬間にも中国・漢人の伝統文化が消失していっている、という危機感が設立のきっかけとなっています。非常に凝ったつくりのデザインには、明確な原則があります。
1.必ず内容から出発すること。
2.図と文は同じくらい美しくあること。
3.古いものであっても新しさを持たせるということ。
これら妥協のない精神のもとに生まれた秀逸な本の数々は、読者を魅了せずにはいられません。



出版社 publisher:漢聲巷股份有限公司/Hansheng
刊行年 year:2005
ページ数 pages:136
サイズ size:H263×W212mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:中文(繁体字)/Chinese
付属品 attachment:
状態 condition:良好です。/very good.
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