イリヤ・カバコフ『世界図鑑』絵本と原画 Ilya Kabakov ORBIS PICTUS Children's Book Illustrator as a Social Character
2007年から2008年にかけて神奈川県立近代美術館(葉山)→広島市現代美術館→世田谷美術館→足利市立美術館を巡回したウクライナ出身の画家・芸術家、イリヤ・カバコフの日本での大規模な展覧会に際して制作されたカタログ。本書ではその中でも彼の創作の原点ともいえる挿絵画家としてのカバコフの絵本と原画を収録。この展覧会は世界で初めて本格的に紹介する画期的なものだったとされている。別冊で制作された解説『どんなお話?なんの本?』も付属しています。
目次
「挿絵画家という社会的役回り」とは何か? イリヤ・カバコフ
「子どものとき」を計画する ボリス・グロイス
ユートピア/反ユートピアの境界ーイリヤ&エミリア・カバコフ「世界図鑑 ORBIS PICTUS」をめぐって 水沢勉
図版:イリヤ・カバコフ 絵本と原画(1956-1989)
1 生活
2 科学と産業
3 イデオロギー
4 物語
5 詩
6 オーシャと友達
『オーシャと友達』ーイリヤ・カバコフとユダヤ 鴻野わか菜
原画コレクション
<ぬり絵アルバム>と<外は春>
定期刊行物の挿絵
挿絵についてのノート イリヤ・カバコフ
挿絵画家としてのカバコフ年譜 鴻野わか菜 編
挿絵画家カバコフを知るための文献案内 鴻野わか菜
掲載リスト
デザイン:イリヤ・カバコフ、馬面俊之
出版社 publisher:東京新聞/The Tokyo Shimbun
刊行年 year:2007
ページ数 pages:455
サイズ size:H266×W200mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/英文-Japanese/English
付属品 attachment:別紙解説/pamphlet
状態 condition:経年並みです。/good.