呪われた部分 ジョルジュ・バタイユ著作集 第6巻 生田耕作 訳
ジョルジュ・バタイユ(1897-1962)の「エロティシズム」と双璧をなす代表作。「呪われた部分」とは戦争や生殖や屠侈に使用されるべく運命づけられた過剰エネルギーであり、本書はこうした非生産的消費を通して人間の内奥を探る!(帯文より)
目次
緒言
第一部 基礎理論
一 普遍経済の意味
二 普遍経済の諸法則
第二部 歴史的資料(一) 消費社会
一 アステカ族の供犠と戦争
二 対抗的贈与(「ポトラッチ」)
第三部 歴史的資料(二) 軍事企業社会と宗教企業社会
一 征服社会ーイスラム教
二 非武装社会ーラマ教
第四部 歴史的資料(三) 産業社会
一 資本主義の起源と宗教改革
二 ブルジョアの世界
第五部 現代の資料
一 ソヴィエトの産業化
二 マーシャル計画
消費の概念
訳者あとがき
装幀=村上芳正
出版社 publisher:二見書房
刊行年 year:1997
ページ数 pages:298
サイズ size:B6
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:函、カバー、帯
状態 condition:書き込みあり。