Corinne Day: Diary
コリーヌ・デイ

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2010年に沢山の人に惜しまれつつ亡くなったイギリスの女性写真家、コリーヌ・デイ(1962-2010)の初となる写真集。彼女はロンドン西部のイーリング生まれ。国際便の配送業務の仕事をした後、当初はファッションモデルとしてキャリアを積んでいく。しかし同時代のモデル達を彼女は見て、その夢を諦めた。当時から仲間内のモデルたちや旅先で出会った人々の写真を撮るために持参していたカメラが後の彼女の仕事を決定づけた。友人の勧めによって雑誌『ザ・フェイス(THE FACE)』でファッション写真をまかされるようになったのが1989年。そして当時まったくの無名だったケイト・モス(Kate Moss)を自然な表情とラフな服装のコーディネートによって誌面を飾ったことで、彼女の名声は一気に高まった。以後『i-D』、『Ray Gun』『Penthouse』などでファッションフォトグラファーとして活躍するなかで出版されたのが本書である。友人のタラ・セント・ヒルとのプライベートな写真約7年間分の記録、出産、トイレ、風呂場、恋人とのセックスなどが収められている。もちろんここにはタラだけではなく、周囲の友人たち、そして1996年に突然脳に腫瘍が見つかり病院で治療を受けるデイ自身も写っている。編集は出版社MACKの創業者マイケル・マック氏が携わっている。扉や遊び紙もなく、いきなり本文が始まる造本も武骨な感じで良い。


編集:Michael Mack



出版社 publisher:Kruse
刊行年 year:2000 First Edition
ページ数 pages:112
サイズ size:H284×W228mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:英文/English
付属品 attachment:
状態 condition:表紙少傷み。/slightly damaged on the cover.
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