2013年に広島県立美術館、東京藝術大学大学美術館、静岡県立美術館で開催された展覧会図録です。近代日本を代表する文豪、夏目漱石の文学作品とともに同時代のイギリス美術(ターナーや、ミレイ、ウォーターハウスなどのラファエル前派)や日本美術(青木繁、黒田清輝、横山大観、安田靫彦ら近代日本の作品)との関連性を解く内容です。漱石の文学作品中に登場する画家の作品を手元で参照できるのは非常に面白い試み。
目次
漱石のなかの絵ー王若水の「懸物」をめぐって 芳賀徹
夏目漱石の美術世界 古田亮
夏目漱石『文展と芸術』ー漱石の「自己の表現」と黒田清輝、高村光太郎 泰井良
図版目録
出品作家略歴
関連年表
関連文献
出品作品目録
展覧会情報
古賀太氏
展評
出版社 publisher:東京新聞/NHKプロモーション-The Tokyo Shimbun/NHK promotions
刊行年 year:2013
ページ数 pages:257
サイズ size:H295×W211mm
フォーマット format:ソフトカバー/softcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:正誤表/errata
状態 condition:表紙少汚れ/Slightly damaged on cover