不可能なものへの権利 小林康夫

セザンヌ、デュシャン、アルトー、マラルメ、武満徹、ケージ、バルト、デュラス、三島由紀夫、宮川淳.....。近代芸術を支える様々な理念と神話の失墜以後を生きる芸術家たちの、作品をではなく作品・営みの不在をこそ問う。(帯文より)

目次より
1 ゲームの哲学
<いかに判断すべきか>
<もし世界がゲームであるとしたら・・・・・・>
<私を愛せ!>
2 不可能なものへの権利
レヴィ=ストロースと<西欧>の啓示
ドゥルーズと希望の実験室
ブランショと不可能なものへの権利
3 断片の思考
思考とその厄災
イマージュの空間・書物の空間
指標と断片
4 共同体の問い
共同体の問い
思考の呼びかけ・思考の責任
<私の死>と倫理

出版社:書肆風の薔薇
刊行年:1989年
ページ数:256ページ
サイズ:B6
フォーマット:ソフトカバー
言語:和文
付属品:函、カバー
状態:特に問題なしです。
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