天使見た街 原芳市 写真集 The city where I saw the angels Yoshiichi HARA
2000年から2001年にかけて、写真家・原芳市は158人の踊り子たちを2年かけて撮影した3部作を上梓した。全国を駆け巡り、ハードなスケジュールの中でこなした彼の仕事は、至福の時であったと後に語っている。しかし日本の踊り子を撮り切ったと感じた彼はその頃すでに脱力しきっていた。凡庸な日々、どこか物足りなさを感じていた矢先に飛び込んで来たのがリオのカーニバルだった。今まで撮ってきた踊り子たちの延長線上に見えて来たのが、「マンゲーラ」と呼ばれる歴史あるサンバチームの存在だった。以来彼は情報を収集し、ブラジル映画を見、ポルトガル語を勉強し、ポスポートとビザを取得し、そして2004年、飛行機に飛び乗った。まるで天使に導かれるように向った4度のブラジル、リオのカーニバル。灼熱の太陽が照らす光の中で捉えた天使と悪魔。
発行人=瀬戸正人
ブックデザイン=加藤勝也
プリンティングディレクター=野口啓一
出版社 publisher:Place M
刊行年 year:2013
ページ数 pages:83
サイズ size:H250×W246mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/葡文/英文-Japanese/Portuguese/English
付属品 attachment:スリップケース/slip case
状態 condition:特に目立った傷みなく良好です。/very good.