マリオ・ジャコメッリ 黒と白の往還の果てに LA FIGURA NERA ASPETTA IL BLANCO Mario Giacomelli
イタリアを代表する写真家マリオ・ジャコメッリ(1925-2000)の写真集。彼のこれまでの初期から最晩年の未発表作品まで、およそ100点余の作品を網羅している。さらに7名の識者による評論、子息による詳細な年譜、作家自身が望んだ配列に従った"写真シリーズ"、さらには制作にインスピレーションを与えた詩6篇を含むまさしく決定版に相応しい内容。日本語で読めるのは嬉しい。
目次
マリオ・ジャコメッリもしくは1925年生まれの若者と
1968年生まれの息子の思い出 シモーネ・ジャコメッリ
評論、写真
身体としての風景 ロベルタ・ヴァルトルタ
ジャコメッリのリアリズム パオロ・モレッロ
ひとに寄り添って あるいは生と死の境の世界 クリスチャン・コジョル
"簡素こそ豊饒"な世界のなかで アリステア・クロフォード
現実とその痕跡 フェルディナンド・シャンナ
詩(そして哲学)としての写真 ゴッフレード・フォーフィ
カオスからカオスへ アレッサンドラ・マウロ
シリーズ
詩および参考文献
イタリア語翻訳:岡本太郎
フランス語翻訳:青山勝
英語翻訳:小林美香
デザイン:中川健一(A.I-R.)
出版社 publisher:青幻舎/Seigensha
刊行年 year:2009
ページ数 pages:255
サイズ size:H266×W286mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:カバー/dust jacket.
状態 condition:経年並みです。/good.