山脇敏次(1956-2016)は1956年東京生まれ。油絵、ドローイング、デザイン、写真などを独学で学び、パリ、ニューヨーク、ロサンジェルス、シドニー等で制作活動を行う。その後出版社勤務を経て、自身のスタジオ事務所”studio a la page”を設立。アートディレクターとして活動した経験も併せ持つ。50代になった頃から自身の作家活動に専念し、総合芸術における表現手法の一つとして写真による作品を発表し始める。2011年には初の写真集「Dimension of Vision」を上梓し、写真評論家・飯沢耕太郎氏に”教養のある写真”と言わしめた。本書は山脇氏の3冊目となる写真集。1冊1冊編集から印刷、製本までを彼自身が手がけた私家版です。世界の断片とも言うべきイメージの欠片が左右見開きにリズムよく配置され、読者に様々な解釈や隙間を生み出していく。表紙に白い塗装を施した独特の匂い。印刷用紙に和紙を採用したことで生まれる独特の手触り。本自体が彼の作品と読んでも過言ではない五感で体感する作品集。ドイツのカッセルで開催された
Photobook Festival Photobook Award第2位受賞作品。
セカンドエディション限定100部/Limited edition of 100
出版社 publisher:Studio a la page
刊行年 year:2013 second printed edition
ページ数 pages:446
サイズ size:H305×W225mm
フォーマット format:ハードカバー/hardcover
言語 language:和文/Japanese
付属品 attachment:
状態 condition:新品です。/new.